天秤座
9月24日〜10月23日生まれ
Libra
性格
天秤座は、7月上旬の夕方、南の中天に見える星座です。この星座を代表する星は、四角形をなす4つの星で、その2つずつがそれぞれ両方の天秤皿にあたります。 上の皿の右側の星(β星)は、神秘な濃緑の光彩を放っています。ギリシャ神話で、正義の女神アストライアが、人間の善悪を図り、運命を定めるために使った秤(はかり)が、女神と共に点に昇って、この星座生まれの人に影響を与えるようになったといいます。 |
この星座のシンボル![]() 全天を通過し終わって、西の空に憩う太陽は、人生のすべてを経験した理解者の象徴で、秤皿は公平な批判力の象徴です。 そこから、天秤座生まれの人の「理解と公平」の精神が生まれました。 |
天秤座の守護星は愛と美の女神「金星」(ビーナスVenus)です。天秤座生まれの人が日頃、大声をあげず、小声で話し、強く怒らず、激情におぼれず、つねに気品と美を保つ性格は、この星から授けられました。 |
こうして、星座があたえた「理知的均衡」と、金星から授かった「品位保持」の精神は、併せて、この星座生まれの人を、冷静で調和を尊ぶ紳士淑女にしたのです。 |
天秤座の人は、何事にも熱狂しません。悪魔や化け物、神も信じません。極端に偏ることなく、たえず中庸を保つ分別とバランスをモットーに生きるのです。 金があってもなくても、それを素振りに表さない一種の虚栄心や自尊心など、人間のさまざまな欲望と誇りが、天秤座生まれの人の中には同居しています。そこに、全体として均衡のとれた人生観や、処世態度が生まれているのです。 |
この期間の太陽は、天秤座を通過しつつ、昼夜を平分し、寒暑を均等にする「秋分」の季節をつくりました。これが奔流する感情をおさえる理性と、人に対して礼節を曲げない冷静な分別を与えたのです。 |
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![]() 不幸を招く花は、ひな菊。 |
![]() 不幸を招く色は、深紅。 |
![]() ルビーは不吉です。 ![]() |
![]() ![]() 逆に、不運をもたらす数は「 ![]() ![]() ![]() |
![]() 運の悪い日は、1日、10日、19日、28日。 |
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運勢
職業運 |
「天秤」に象徴的に示される「釣合いと調和」の精神は、天秤座の人の、天賦のスローガン
です。破壊を嫌う平和な提携と、美的なムードを望む社会には、天秤座生まれの人の心身が強く要望されています。つまり、この星生まれの人は、激してどなっ
たり、つかみ合いをしたりしないで、お互いの心の均衡を維持し、穏便に物事を解決する才覚に恵まれています。このことは、不条理な人生や、不安な社会に
あっても、決して神や悪魔の力に頼まず、あくまで人間を信じていこうとする高邁な提携精神にも通じています。と同時に、天秤座の人は、地位や金を欲する心
よりも、創造の美を社会や職業の面にも生かしていこうとする心を持った人です。 ですから、天秤座生まれの人は、「バランス」を維持することに徹底すべきです。善悪、美醜、冷熱、いずれの点からも、極端な職場にいてはなりません。醜 く乱れた職場は、心を不浄にし、熱狂的な宗教界では、人が馬鹿らしく見え、意欲を失うことになります。友達とは同志的な対等の間がら、妻さえも友だちのよ うに対等の立場にオク、バランスのとれた生き方が、天秤座生まれの人の本性なのです。 こうした性格を持つ天秤座生まれの人に適した職業は、映画や舞台の美術担当、ファッション・デザイナー、メイクアップ研究家、インテリア・デザイナー、 美容師など。また、ゲーム施設(ボーリング、ビリヤードなど)やアウトドア・スポーツ施設(スキー・スケート)、飲食サービス業などの経営にもその才能が 発揮されることでしょう。さらにはそのたぐいまれなバランス感覚が生きる外交官や、一般には難しいとされている協同事業経営や夫婦協同の仕事に成功する資 質があります。 これに反して、あなたに不向きな職業は、外科医、鉱山技師、鉄鋼関係会社の会社員、スポーツ・武具用品販売店経営などです。 |
金銭運 |
天秤座生まれの人の金運は、どんなところにあるのでしょうか。 お金が、いつも貯蓄によってのみ増やされるのではないということを、その本性から一番良く知っているのが、天秤座生まれの人。蓄えるのではなく、出すこ とによって、つまり投資によって金運を勝ち得ます。しかも、万一の時にも大禍のないバランスのとれた投資戦略を知っているはずです。 また、天秤座生まれの人の金運のきっかけは、異性から生まれることが多いのです。このことは、古代から、有力な占星術師が口を揃えて言っていることです。 ![]() |
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