肥満の大きな原因となる食べ過ぎを防ぐため、胃経への刺激はとても効果的です。
胃の経絡は足人差し指の外側にあるので、図のように指の股に向かって、じっくり強く揉むようにしましょう。
食前に強くしっかりと揉むことが大切です。
ストレスからくる過食には、親指の中央にある脳下垂体ゾーンを刺激してストレスを解消するとよいでしょう。
また、ホルモン異常による肥満には、ホルモンをつかさどる副腎の機能を保つ必要があります。
その場合には、湧泉が効果的です。
ストレスがたまると無性に食べたくなることがあると思います。親指のちょうど真ん中に位置する脳下垂体ゾーンは、ストレス解消に効果がありますので、親指の中央部分をキュッキュッと強くしっかり揉みましょう。
足人差し指の外側に位置する胃経は、食前に強く揉むことで食欲が抑えられます。指先から指股に向かって揉みましょう。ただし食後に刺激すると消化が促進されてしまい、かえって逆効果なので注意しましょう。
ホルモン異常による肥満に効果的なのが湧泉です。土踏まずのやや上の中央、足の指を曲げてへこんだ部分にあります。両手の親指の腹をあてて強く押し揉みましょう(3秒ほど押しては弛め、湧泉が温かくなるまで繰り返します)。