<哲学・真理・宗教・人間>

・「信者」とは疑う事を放棄した人間の事である。

・事実はひとつだけ。真実は人の数だけ。

・暗闇をのぞき見る者は等しくまた暗闇からも覗かれているということを忘れてはならない。

・永遠に人を愛し続けるなんて不可能だ。でもそれは、永遠に人を憎み続ける事が不可能な事の証左でもある。

・昨日正しかった事が今日正しいとは限らない。昨日間違っていたとしても今日も間違っているとは限らない。

・何かを得るってことは、何かを失うこと。

・宗教の木には排他の実がなる、その中には争いの種が詰まっている。

・人を殺してもいいって言う教えをとく神様は神様なんかじゃない。

・危険な兵器など無い、危険な人間がいるだけだ。

・神仏を尊びて、神仏に頼らず。

・人が騙されるのは信じたからではない。信じたかったから騙されるのである。

・英雄はいない。英雄を欲しがってる奴がいるだけ。神様はいない。神様を欲しがってる奴がいるだけ。

・英雄はいない。英雄になりたがっている奴がいるだけ。神様はいない。神様という言葉を利用して他人を服従させようとする奴がいるだけ。

・裏切られたのは信じたから。裏切られたことのない人間というのは、単に、信じる事のできない愚か者なのだ。

・信じるということは、疑わないことではない。

・銃が人を殺すんじゃない。人が人を殺すんだ。

・TVのおじさんが言っていることや新聞に書いている事は「現実」だよ。でも、「真実」じゃない。

・いつの時代も、戦争を始めるのは年寄りで、戦場に行くのは若者達だ。

・雑草という植物はない(昭和天皇)

・どの一片の落葉も、舞い落ちながら宇宙の最大の法則の一つを満たす。(リルケ)

・あなたたちは、植木屋がはいらない庭園が、いかに自分だけで美の秩序を保っているのかを見たことがないか? (ロダン)

・自然淘汰とは、有用でさえあればいかに繊細なものでも保存される原理である。(ダーウィン)

・なぜ私は結局、最も好んで自然と交わるのか。自然は常に正しく、誤りはもっぱら私の側にあるからである。(ゲーテ)

・自然は決して我々を欺かない。我々自身を欺くのは常に我々である。(ルソー)

・人の行動の全ては価値観と確率と環境で確立する。(ニーチェ)

・おまえたちは憎むべき敵だけを持てばいいのだ。軽蔑すべき敵を持ってはならぬ。おまえたちにふさわしい敵を誇りにしなければならない。
そうすればおまえたちの敵が手にした成功は、おまえたちの成功ともなるのだ。(ニーチェ)

・怪物とたたかう者は、みずからも怪物とならぬようにこころせよ。なんじが久しく深淵を見入るとき、深淵もまたなんじを見入るのである。
(ニーチェ)

・この世でもっとも哀れな人は、視力はあっても展望のない人だ。(ヘレン・ケラー)

・人間は自由の刑に処せられている(J.P.サルトル)

・”悩み”とか”真面目”とか”退屈だ”とか”悲しい”とか”嬉しい”とか。そういったこと。
その7割はだいたい無意味だ。意味などなくてもいいのだ (モーニング「働きマン」)

・良書の要約というものはすべて愚劣なものだ。(「エセー」モンテーニュ)

・ある真実を教えることよりも、いつも真実を見出すにはどうしなければならないかを教えることが問題なのだ。(ジャン=ジャック・ルソー)

・一粒の砂に世界を見て、一輪の野に咲く花に天界を見よ。そして手のひらに無限を収め、ひとときの中に永遠をとらえよ。(ウィリアム・ブレイク)

・責任回避の口実となる偽りの謙遜から、みずからの過ちに気付かぬ盲目的な心から、いつでも人々の中心に立とうとする我侭から、私たちをお救いください。
人々の評判を得ようとして名誉や誠実、真理を犠牲にしても人々の顔色を伺うことから私たちをお守りください。
(「明日への祈り」ウィリアム・バークレー)