★(15世紀)★
1404年
<語呂>投資をしないで勘合貿易開始
<出来事>勘合貿易の開始。倭寇と区別するため勘合を利用した貿易を始めた。

1419年
<語呂>必死で行くぞ応永の外寇
<出来事>応永の外寇。対馬に倭寇が集結したとの情報を得た李氏朝鮮軍が対馬を襲撃した事件。「刀伊の入寇」からちょうど400年の年である。

1428年
<語呂>石には刻んだ徳政碑文
<出来事>正長の土一揆。近江の馬借(バシャク)の蜂起をきっかけに起こった土一揆。高利貸を営んでいた酒屋・土倉・寺院などを農民が襲った。奈良市柳生町の石仏の傍に碑文が残っている。

1429年
<語呂>いよ、にくいね。尚巴志
<出来事>琉球王国の統一。尚巴志が琉球の北山・中山・南山を統一。

1439年
<語呂>人の世裂く、永享の乱
<出来事>永享の乱。鎌倉公方の足利持氏と関東管領の上杉憲実の対立に際して、6代将軍足利義教が持氏討伐を命じた事件。上杉憲実が足利持氏を滅ぼした。

1441年
<語呂>人よ良いか、将軍殺しても
<出来事>嘉吉の乱。播磨国の守護赤松満祐(ミツスケ)が6代将軍足利義教(ヨシノリ)を謀殺した事件。その後、将軍の代替わりの徳政を求めて「嘉吉の土一揆」が起こった。

1467年
<語呂>人よむなしく応仁の乱
<出来事>応仁の乱(〜1477)。東軍の細川勝元と西軍の山名持豊(宗全)の対立に、将軍の継嗣と畠山、斯波家の家督争いが絡んでおこった大乱。以降、幕府の支配地は山城国のみとなり、幕府権威は失墜し戦国時代となる。

1485年
<語呂>石はご立派、山城国
<出来事>山城の国一揆(〜1492)。南山城の国人や土民が両畠山軍の退却、寺社本所領の還付、新関の廃止などを要求。8年間にわたって自治を行った。自治の中心となった寺院が平等院である。

1488年
<語呂>意地ははります一向一揆
<出来事>加賀の一向一揆。一向宗の宗徒たちが加賀の守護、富樫政親を自刃に追い込み、約百年間にわたって自治を行った。約百年後、織田信長は柴田勝家に攻めさせ、1580年に滅ぼされた。