−あね(ane)−
姉女房は身代の薬(あねにょうぼうはしんだいのくすり)[=所帯(しょたい)の薬] 姉さん女房は、その家の全てに効能がある薬のようなものである。年上の女房は、遣り繰りが巧いので財産も増え、夫を立てるので円満な家庭を築けるものであるということ。 類:●年上の女房は金の草鞋を履いてでも探せ
姉は菅笠妹は日傘(あねはすげがさいもとはひがさ・いもうとは〜) 姉妹でも、嫁(とつ)ぎ先によって身分や境遇が違ったものになるということの喩え。 ★「菅笠」は、農作業などの屋外仕事で被(かぶ)るもの。「日傘」は、安楽な生活の比喩。