−ある(aru)−
・主顔(あるじがお) いかにも主人であるといった顔付きや振る舞い。特に、主人に替わって、まるで自分が主人であるかのごとくに振る舞っている様子。 類:●主人面(づら)
・有る時は米の飯(あるときはこめのめし) 余裕があるときは、贅沢をしがちであるということ。 類:●有れば有るだけ無いとき三昧
・ある時払い(あるときばらい) 支払いの期限を決めないで、金銭の都合が付いたときに払うこと。結果的に支払われなくても構わないという、温情の意味合いも含んでいる。 例:「有る時払いの催促なし」
・有るは無く無きは数添う世の中(あるはなくなきはかずそうよのなか) 古歌の文句。生きているものは死んでいき、死ぬものの数はいよいよ増えるこんな世の中。無常の世の中を嘆く言葉。
・あるべき限り(あるべきかぎり) 限度一杯、ぎりぎり一杯。 類:●ありったけ●最大限に●十二分に ★「できる限り」と同じような使い方をする<国語慣用句辞典(集)>