−あた(あ)(ataa)−
・値千金(あたいせんきん) 千金もの値打ちがあるものを指して言う。ものごとの価値を高く評価していう。
・予うるの取ると為るを知る(あたうるのとるとなるをしる) 与えることが、実は得ることになるのだということ。人民から吸い取ろうとするだけでは、却(かえ)って従わず、思うように得られないということ。 出典:「管子−牧民篇・四順」「故知予之為取者、政之宝也」<予うるの取ると為るを知るは、政の宝なり(『与えることが取ることになる』と知っていることが、政治の秘訣である)>
・与えよ、さらば与えられん(あたえよ、さらばあたえられん) 1.イエス・キリストの言葉。無条件に与えなさい、そうすれば神の祝福が与えられるでしょう、ということ。 出典:「新約聖書−ルカ福音書6」 ★「先ず与えれば後に返ってくる」という解釈は間違い。損得を抜きに純粋な心で他人に施(ほどこ)せば、本人は気分が爽やかであるばかりか、相手からも感謝される。それが神の祝福である、ということ。物的「見返り」は期待しない。 2.誤解から一般化して、先ず与えなさい、そうすれば後に返ってくる。