−えひ(ehi)−
・恵比須顔(えびすがお) 恵比須のようににこにこした顔。 用例:浄・長町女腹切−中「ゑびすがほして見せましや、サア笑やいの」 用例の出典:長町女腹切(ながまちおんなのはらきり) 浄瑠璃。世話物。3段。近松門左衛門。正徳2年(1712)大坂竹本座初演。京堀川の刀屋石見の手代半七は、馴染みになった井筒屋の遊女お花の年季が延長されそうになるのを見て、伯母から預かっていた大切な刀を売って作った20両を投げ付けて二人で逃げる。伯母は腹を切ってその罪を負い、二人を助ける。
・蝦で鯛を釣る(えびでたいをつる)