−えに(eni)−
・会に合わぬ花(えにあわぬはな) 時機に遅れて役に立たないもののこと。 類:●六日の菖蒲●十日の菊
・絵に描いた餅(えにかいたもち) 絵に描いた餅は見るだけのもので食べられないということから、実際の役に立たないもの。 類:●画餅●絵に描いた牡丹餅●Wine
in the bottle does not quench thirst. 瓶の中のワインでは渇きは癒されない<「英⇔日」対照・名言ことわざ辞典> 出典:「三国志・魏志−盧イク伝」「選挙莫取有名。名如画地作餅、不可啖也」<選び挙ぐるに名有るを取るなかれ。名は地に画きて餅を作すが如し。くらうべからざるなり> ★「画餅」は、小麦粉を材料にして作った食品「蒸餅」「焼餅」「油餅」「湯餅」の総称で、日本の「餅」とは別のもの。肉まんのようなものと考えても良い。
・絵に描いたよう(えにかいたよう) 1.景色などが、絵画のように美しいこと。2.ある事柄や状態の典型であること。 例:「放蕩息子を絵に描いたような人」