−はふ(hahu)−
・歯節へ出す(はぶしへだす) 口に出して言う。口外する。 用例:浄・国性爺合戦−後日「重ねて歯節へも出さば命が無いぞ」
・羽振りが良い(はぶりがいい) 1.権力を持っている。 類:●羽振りを利かす 例:「財界で羽振りが良くなってきた」 2.暮らし向きが良く、金銭的に余裕がある。また、気前が良い。 反:■尾羽打ち枯らす 例:「外車など乗り回して、相当羽振りが良い」 ★着物の柄などが煌(きら)びやかであることを、鳥の羽の色が鮮(あざ)やかであることに喩えたものか。
・羽振りが利く(はぶりがきく) その方面で勢力や影響力がある。金や権力を得て、大きな顔をして世の中を渡る。 類:●幅が利く
・羽振りを利かせる(はぶりをきかせる)・利かす 地位や勢力、金銭などを利用して、思うように振舞う。 類:●幅を利かす