−はこ(hako)−
・箱入り娘(かこいりむすめ) 大事な箱を仕舞い込むように、滅多(めった)に外へも出さないように大事に育てられた娘。 類:●深窓の佳人
・跛行景気(はこうけいき) 跛(びっこ)を引いて歩くように、釣り合いが取れない状態で動く景気のこと。業界によって景気変動の波に大きな差があること。
・運びを付ける(はこびをつける) 段取りを付けるという意味で、ものごとがある段階にまで達するように手筈を整えること。
・藐姑射の山(はこやのやま) 1.中国で、不老不死の仙人が住んでいるとされた想像上の山。姑射山(こやさん)。2.平安期、上皇の御所を祝って呼んだ。また、そこにいる人、即(すなわ)ち上皇。仙洞(せんとう)御所。仙洞。 ★「藐」は「」と同じで遥か遠い意。「姑射」が山名。「遥かなる姑射の山」の意であるが、「荘子−逍遥遊篇」によって、あわせて山名のごとく用いられるようになったもの<国語大辞典(小)>