−はん(ま)(han7)−
・反面教師(はんめんきょうし) 悪い見本として、却(かえ)って見習うべき人。その人自身の言動によって、こうなってはならないと悟らせてくれる人。悪い手本。 類:●悪例 反:■模範(もはん) ★毛沢東の言葉から<大辞林(三)>
・半面の識(はんめんのしき) 1.ほんのちょっと面会した人の顔をよく覚えていること。 故事:「後漢書−応奉伝・注」「造車匠、於内開扇出反面視奉、奉則委去、後数十年、於道見車匠、識而呼之」 中国、後漢の応奉(おうほう)は、二十歳のとき、戸の間から顔を半分出しただけの車大工をちらりと見ただけなのに、数十年後に道で会うと、その男の顔を覚えていて声を掛けた。 2.ちょっと顔を知っている程度の知り合いであること。