−はな(た)(hana4)−
・鼻高々(はなたかだか) いかにも得意げな様子。誇らしげな様子。大変自慢すること。 例:「満点を取って鼻高々だ」
・鼻血も出ない(はなぢもでない) 財産などを絞り取られて、もう何も残っていない状態。金銭を使い切って一円たりともない状態。また、非常に貧乏であること。
・鼻っ柱が強い(はなっぱしらがつよい) 「鼻っ柱」は、鼻筋のことで、意思が強いことを意味するところから、自分の言説を主張して譲らない、利かぬ気が強い。
・鼻っ柱を折る(はなっぱしらをおる)[=へし折る・挫(くじ)く] 相手の高慢や自信を挫(くじ)く。
・鼻摘み(はなつまみ) 1.鼻を摘(つま)むこと。2.臭いものは、鼻を摘んで避けるところから、甚(はなは)だしく人に忌み嫌われること。また、その人。 例:「クラスの鼻摘み者」
・鼻であしらう(はなであしらう)[=鼻先で〜] 相手の言葉を問題とせず、冷淡に応対する。素気(すげ)無い態度をする。 類:●鼻の先であしらう
・鼻で笑う(はなでわらう) 鼻の先で人を小馬鹿にしたように軽く笑う。相手を見下して笑う。 類:●鼻の先で笑う