−はな(は)(hana6)−
・花は折りたし梢は高し(はなはおりたしこずえはたかし) 1.欲しいけれども手に入れる方法がないこと。2.思うようにならないことの喩え。
・花は桜木人は武士(はなはさくらぎひとはぶし)
・鼻柱をへし折る(はなばしらをへしおる)[=折る・挫(くじ)く] 相手の高慢や自信を挫(くじ)く。
・甚だ以って(はなはだもって) 「甚だ」を強めた言い方。甚だしく。非常に。 例:「甚だ以って遺憾である」
・花は根に帰る(はなはねにかえる) 咲いた花は、その木の根元に散り落ちて、肥やしになる。ものごとは全て、その元に帰るものであるということの喩え。 類:●花は根に鳥は古巣に
・花は根に鳥は古巣に(はなはねにとりはふるすに) 咲いた花はその根元に散り落ちるものであり、鳥は古巣に帰ってゆくものである。ものごとは全て、その元に帰るものであるということ。 類:●花は根に帰る 出典:「千載和歌集」「花は根に鳥は古巣にかへるなり春のとまりをしる人ぞなき−崇徳院」
・鼻笛を吹く(はなぶえをふく) 1.口を閉じ、声を鼻に抜いて歌う。鼻歌を歌う。2.悦に入って得意になる。喜んで鼻を鳴らす。