−はし(や)(hasi8)−
・馬車馬のよう(ばしゃうまのよう) 馬車を引く馬が、目に覆(おお)いをされて追い使われるように、脇目も振らずに働くことの喩え。また、そのように酷使(こくし)されることの喩え。 例:「馬車馬のようにこき使われる」
・馬上で天下を得ても、馬上で天下は治められぬ(ばじょうでてんかをえても、ばじょうでてんかはおさめられぬ) 武力で天下を取ることはできる。しかし武断政治では天下は治まらない。 ★陸賈が劉邦に向かって言った言葉。
・箸より重いものを持ったことがない(はしよりおもいものをもったことがない) ご飯を食べる箸よりも重いものを持ったことがないという意味から、大事に育てられて肉体労働の経験が全くないことの喩え。
・端折る(はしょる) 1.着物の裾(すそ)をからげて帯に挟む。 用例:咄・鹿の子餅−尻端折「貴様も尻をはしょった」 2.省いて短く縮める。簡単にする。 類:●省略する 例:「話を端折る」 ★「はしおる」の変化<国語大辞典(小)>
・場所を踏む(ばしょをふむ) 度々経験を重ねる。経験を積む。 類:●場数を踏む