−へひ(hehi)−
・蛇に咬まれて朽ち縄に怖ず(へびにかまれてくちなわにおず) 一度蛇に咬まれたことがあると、朽ち縄のような動かないものを見ても怖がる。必要以上に用心することの喩え。 類:●羹に懲りて膾を吹く
・蛇に見込まれた蛙(へびにみこまれたかえる)[=睨まれた蛙] 恐ろしさに身が竦(すく)んで動けない様子。また、大敵に狙われて、抵抗できないこと。
・蛇の生殺し(へびのなまごろし) 1.半死半生にして、殺しもせず生かしもしないこと。2.転じて、ものごとに決着を着けず、中途半端な状態のままにしておくこと。 例:「いつまで経っても結婚話を切り出さず、蛇の生殺しにしている」