−ひは(hiha)−
・火柱が立つ(ひばしらがたつ) 1.火事などで、火の柱のように真っ直ぐ上に炎が燃え上がる。2.大きな稲妻が縦(たて)に走る。3.赤い気が空中に立ち昇って柱のように見える。火事の前兆とされ、これが見えると近いうちに火災が発生すると言われた。
・肥馬の塵を望む(ひばのちりをのぞむ) 権勢に阿(おもね)り媚びること。 類:●塵を望んで拝す
・火花を散らす(ひばなをちらす) 1.刀を交えて激しく切り結ぶ。2.転じて、闘志を剥き出しにして、互いに激しく争う。 類:●鎬(しのぎ)を削る●火を散らす 例:「残り1つの議席を巡って、各候補が火花を散らす」
・火は火元から騒ぎ出す(ひはひもとからさわぎだす) 1.火事のときには、火元の人がまず初めに騒(さわ)ぎ出すものである。2.騒動が持ち上がったとき、一番初めに騒ぎ出した者こそ、その当事者であることが多いということ。 類:●屁と火事は元から騒ぐ