−ひよ(か)(hiyo2)−
・比翼の契り(ひよくのちぎり) 「比翼」は、雌雄がそれぞれ目を一つずつ持ち、翼がくっ付いているという中国の想像上の鳥のこと。その鳥が交わす約束という意味から、夫婦の契りのこと。夫婦が固く結ばれている様子。
・比翼の鳥(ひよくのとり) 1.中国の空想上の鳥で、雌雄各一目一翼、常に一体となって飛ぶというもの。男女の契りが深いことの喩えに用いる。白居易「長恨歌」で有名。 類:●羽を交わせる鳥 2.「極楽鳥(ごくらくちょう)」の異名。
・比翼連理(ひよくれんり) 「比翼」は「比翼の鳥」の、「連理」は「連理の枝」の略。男女が仲睦(むつ)まじいことの喩え。男女の深い契り。 類:●比翼の鳥●比目の契り●連理の契り●比目の魚●鴛鴦(えんおう)の契り 反:■比目の睦(むつ)び一頬(いっきょう)を並べず 出典:白居易「長恨歌」