−ほそ(hoso)−
・細く長く(ほそくながく) 短期間に全力を出し切ってしまわないで、長く続くように少しずつすること。また、偉大なことを成さなくても長生きした方が良いとする生き方のこと。 反:■太く短く
・臍堪え難し(ほぞたえがたし) 堪えることができない。堪え切れない。
・細細(ほそぼそ) 1.非常に細い様子。細くて弱々しい様子。 例:宇治拾遺−一二・二二「ほそぼそとある手にて」 2.辛うじて繋(つな)がっている様子。また、辛うじてその状態が続いている様子。特に、やっと生計を立てている状態を指す。 類:●どうにかこうにか 用例:中華若木詩抄−上「高堂に六月辺、この扇が細々つかわれて」 例:「細々と暮らす」
・臍を固める(ほぞをかためる)[=固うす] 1.固く心を定める。決心する。覚悟を決める。 類:●腹を決める 2.堅固に用心する。
・臍を噛む(ほぞをかむ)[=食う] 後悔する。及ばないことを悔やむ。返らないことを後悔する。 類:●噬臍(ぜいせい) 出典:「春秋左伝−荘公六年」「亡弖国者、必此人也、若不早図、後君噬臍」
・臍を付ける(ほぞをつける) 食事を取る。飯を食う。
・臍を外す(ほぞをはずす) 腹を空(す)かす。