−ふひ(huhi)−
・不評を買う(ふひょうをかう) 良くない評判を受ける。ある行為によって、結果として悪い評判を受けること。
・不憫がる(ふびんがる) 1.可愛がる。目を掛けて優しく大事に扱う。 用例:金沢文庫古文書−四月二二日「故入道不便がり候し息女にて候」 2.気の毒に思う気持ちを態度に表わす。 用例の出典:金沢文庫古文書(かなざわぶんここもんじょ) ・・・調査中。 参考:金沢文庫(かなざわぶんこ) 鎌倉中期、北条(金沢)実時が病気のために移った金沢(神奈川県)の別荘に設立した文庫。和漢の書籍を多数蔵し、金沢学校と呼ばれて、中世関東の学問の中心であったが、元弘3年(1333)北条氏滅亡の後は、急速に衰えて散逸した蔵書が多い。昭和5年(1930)復興されて、博物館として一般に公開されている。その所蔵文書は「金沢文庫古文書」として刊行された。「かねさわ文庫」・「称名寺文庫」。
・不憫を掛ける(ふびんをかける) 哀れみの気持ちを向ける。同情する。また、可愛がる。