−ふい(hui)−
・不意打ちを食う(ふいうちをくう)[=食らう] 「不意打ち」は、予期しないときに切り付けるという意味。思いも寄らないときに事を仕掛けられること。
・吹聴が回る(ふいちょうがまわる) 言い触らすことを強調して言う言葉で、次から次へと噂が広がって行く様子。
・不一(ふいつ) 1.同じではないこと。不揃いなこと。2.手紙の結びに添えて、まだ十分に意を尽くし切れていないことを表わす語。 類:●一二に及ばず
・ふいにする 駄目にする。無駄にする。無用で役に立たないものとして捨てる。 類:●棒に振る●棒にする
・布衣の友(ふいのとも) 1.庶民同士の交際という意味で、互いの利益に囚われない、身分や貧富の差を乗り越えた友。2.卑賤な者同士の付き合い。 類:●布衣の交わり ★昔中国で、官位のない庶民は「布(ふ)」(=麻や綿など粗末な布で織った衣服)を着ていた。 出典:「史記−范雎伝」「寡人聞君之高義、願与君為布衣之友」
・布衣の交わり(ふいのまじわり) 身分や貧富の差を問題にしない交際。また、貧賤な交友。 類:●布衣の友 出典:「史記−廉頗藺相如列伝」・「戦国策」
・不意を食う(ふいをくう・くらう) 思い掛けない目に遭う。唐突に事を仕掛けられる。 類:●不意を突(=衝)かれる●不意打ちを食う