−ふさ(husa)− ・塞ぎの虫(ふさぎのむし) 心が晴れ晴れしないことを、虫のせいとして言った言葉。 例:「塞ぎの虫に取り付かれている」 ・巫山の雲雨(ふざんのうんう)[=夢・雲・雨] 1.男女の情が細やかなこと。 類:●巫山の夢●朝雲暮雨●雲となり雨となる●雲雨の交わり 2.男女が夢の中で結ばれること、また一般に、情事のこと。 故事:宋玉「高唐賦」 楚の懐王(かいおう)が昼寝の夢で、巫山の神女(天帝の末娘の瑤姫)と契った。