−ふせ(huse)−
・符節を合するが如し(ふせつをがっするがごとし)[=合わせたよう] 割符がぴったり合うように、双方が全く一致する様子。矛盾なく符合すること。 類:●符を合わす●符合する●割り符が合う 出典:「孟子−離婁・下」
・布施無い経には袈裟を落とす(ふせないきょうにはけさをおとす) 僧侶(そうりょ)は布施をくれないときには袈裟を着けずに、或いは安物の袈裟で出掛けるということ。転じて、報酬の多い少ないによって、労力を出し惜しみすることの喩え。 参考:狂言「布施無経(ふせないきょう)」