−いひ(ihi)−
・歪(いびつ)・飯櫃 1.飯櫃(めしびつ)が長円形であったところから、長円形。小判形。 類:●飯櫃形(いびつなり 2.飯櫃にの形に似ているところから、小判などの金貨、銀貨。 3.物の形が歪んでいる様子。 例:「顔が歪になる」 4.動作や状態がきちんとしていないで、崩れている様子。 例:「歪な性格」 ★「いひびつ(飯櫃)」の転<大辞林(三)>
・意表を突く(いひょうをつく) 相手が予想もしていないことを仕掛ける。 類:●意表に出る 例:「敵の意表を突く」
・いびり出す(いびりだす) 苛(いじ)めて居た堪れないようにして、その場から立ち去らせる。苛めて追い出す。 用例:雑俳・柳多留拾遺−巻六「いきがけのだちんに娵(よめ)をいびり出し」
・渭浜の器(いひんのき) 将軍や宰相となるべき大人物。 出典:儲光羲の哥舒大夫頌徳詩「超超渭浜器、落落山西名」 故事:渭水で釣りをしていた太公望が、周の文王に見出だされて、将相となった。