−いれ(ire)−
・入れ揚げる(いれあげる) 愛人や好きなことのために、多くの金銭を使うこと。 類:●注ぎ込む●入り揚げる 用例:浄・夕霧阿波鳴渡−中「給分一文身につけず皆こなたに入あげる」
・入れ替わり立ち代わり(いれかわりたちかわり) 絶えず入れ替わる様子。多くの者が次々に出入りする。 類:●次から次へと
・入れ知恵する(いれぢえする) 他人から教えられた考え。また、他人に自分の考えを吹き込むこと。多く、悪いことを教える場合に用いられる。 類:●入れ性根(じょうね)●付け知恵●差し知恵
・入れ違い(いれちがい) 1.順序を間違って入れること。違うところに入れること。2.一方が出たすぐ後に、他方が入ること。類:●入り違い 例:「たった今入れ違いに出て行った」 3.前と後ろ、右と左などのように、物の配列や動きが食い違うこと。 類:●互い違い