−いを(iwo)−
・意を得る(いをえる) 思い通りになる。満足する。 用例:随・孔雀楼筆記−一「意得たりとて、上等の金襴(きんらん)を買て」 反:■意を得ず■意に満たない 用例の出典:孔雀楼筆記(くじゃくろうひっき) 明和5年(1768)。清田タン叟。・・・詳細調査中。
・異を唱える(いをとなえる) 不賛成を表明する。 類:●異議を唱える●異を差し挟む●異を立てる
・威を振るう(いをふるう) 勢威を示す。
・夷を以って夷を制す(いをもっていをせいす) 他国の力を抑えるのに、別の他国の力を利用する。他人の力を借りて、自分の利益を得る。 類:●以夷制夷(いいせいい)●油を以って油煙を落とす●邪を禁ずるに邪を以ってす●楔(くさび)を以って楔を抜く●毒を以って毒を制す 出典:「後漢書−ケ禹伝」「羌胡相攻、縣官之利、以夷伐夷、不宜禁護」