−かん(ま)(kan7)−
・冠古けれど沓に履かず(かんむりふるけれどくつにはかず) 身分の上下・貴賤の別を乱してはならないということ。また、良い物は傷(いた)んでも値打ちがあることの意にいう。 類:●沓新しけれど冠にあげず
・冠を挂く(かんむりをかく)[=解(と)く] 官職を辞める。 類:●挂冠
・冠を弾く(かんむりをはじく) 埃や塵を指で弾き落として冠を清潔にする。転じて、仕官や出仕の用意をすること。
・冠を曲げる(かんむりをまげる) 機嫌を悪くすること。 類:●意固地になる●旋毛(つむじ)を曲げる