−かれ(kare)−
・枯木に花(かれきにはな)
・枯木も山の賑わい(かれきもやまのにぎわい)
・彼と言い此と言い(かれといいこれといい) 二つの事柄を挙げて、どちらも。 類:●あれもこれも
・彼も一時此も一時(かれもいちじこれもいちじ) あれもこれもすべて一時のことだという意味で、世間のことは変転して一定せず、栄枯盛衰も一時限りだということ。 出典:「孟子−公孫丑・下」「彼一時、此一時也。五百年必、有王者興」による。
・彼も人なり我も人なり(かれもひとなりわれもひとなり)[=是(これ)も〜] 人のできることなら自分にもできない筈がない。 類:●彼も丈夫なり我も丈夫なり 出典:韓愈「原毀」「彼人也、予人也」 韓愈が、古代の君子・舜(しゅん)に近付こうと願って書いたもの。
・彼を知り己を知れば百戦殆からず(かれをしりおのれをしればひゃくせんあやうからず) 敵、味方の情勢を熟知して戦えば、何度戦っても敗れることはない。 出典:「孫子−謀攻」「知彼知己、百戦不殆。不知彼而知己、一勝一負。不知彼不知己、毎戦必敗」 ★「敵を知り・・・」とするのは誤用。
・苛斂誅求(かれんちゅうきゅう) 「苛斂」は苛酷に取り立てる、「誅求」は責め求めるという意味で、責めて厳しく取り立てること。主に、税金、年貢などに使う。 類:●膏血(こうけつ)を絞る