−けち(keti)−
・けちが付く(けちがつく) 縁起の悪いことが起こる。良くないことが起こったためにものごとが巧く進まなくなる。 用例:洒・南江駅話「女郎買にけちが附いた」 用例の出典:南江駅話(なんこうえきわ) 洒落本。北左農山人。安永6年(1777)。・・・詳細調査中。
・けちを付ける(けちをつける) 1.縁起の悪くなるような嫌なことを言ったりしたりする。 用例:雑俳・柳多留−二「手の筋を見ると一筋けちをつけ」 2.欠点を見付けて貶(けな)す。 類:●難癖を付ける●癖を付ける 例:「商品にけちを付ける」