−きこ(kiko)−
・鬼哭啾啾(きこくしゅうしゅう) 浮かばれない霊魂の泣き声がするということ。鬼気迫(せま)っていて、物凄い様子である。
・気心が知れた(きごころがしれた) 相手の性格や本性が分かっている間柄。信頼できる相手。 類:●気が置けない 例:「気心が知れたやつ」
・ぎこちない・ぎごちない まだ十分に慣れていないためや、心的圧迫があるために、動作や表現が滑(なめ)らかでない。しっくりしない。 例:「手元がぎこちない」「新品の背広をぎこちなく着ている」 ★「ぎこつない」の変化した語<国語大辞典(小)>
・騎虎の勢い(きこのいきおい) 虎に乗った者は走っている途中で降りることができないということ。ものごとの勢いが盛んになって、行き掛かり上、中止できなくなったり、後へ引けなくなったりすること。 出典:「隋書−独孤皇后紀」 出典:隋書(ずいしょ) 中国の史書。85巻。唐の太宗の時、魏徴らの奉勅撰。24史の一つ。貞観10年(636)帝紀五巻・列伝50巻が成立。のち経籍志など10志30巻が編入された。隋代および南北朝後半の制度・経済・学芸などを知る重要な史料となっている。