−きな(kina)−
・焦臭い(きなくさい) 1.布、紙、綿など、植物性のものが焦げるような臭いがすること。 類:●焦げ臭い●紙子(かんこ)臭い ★「衣(きぬ)臭い」の意か<国語大辞典(小)> 2.なんとなく怪しい。 類:●胡散臭い 用例:談・当世下手談義−三「ちときなくさい男だから」 3.何か物騒(ぶっそう)なことが起こりそうな気配がする。特に、戦争が起こりそうな気配である。 例:「中東がきな臭い」 ★硝煙の臭いがする意から<学研国語大辞典>
・黄なる泉(きなるいずみ) 1.地下にある泉。2.地面の下にあり、死者が行くと考えられている所。 類:●黄泉路(よみじ) ★「黄泉(こうせん)」の訓読み。中国で、「黄」は地の色に宛てるところから<国語大辞典(小)>