−きち(kiti)−
・騎竹の年(きちくのとし) 竹馬に乗って遊ぶ年頃。幼年の頃。
・騎竹の交わり(きちくのまじわり) 幼年のころからの交友。 類:●竹馬の交わり●竹馬の友
・几帳面(きちょうめん)・木帳面 1.建築用語。器具の縁(ふち)や柱の角などを撫で角(がく)に削り、両側に刻み目を一筋ずつ入れて段を作ったもの。 ★もと几帳の柱に多く用いたところからという<国語大辞典(小)> 参考:几帳(きちょう) 平安時代の移動用障屏具(しょうへいぐ)。 用例:日葡辞書「キチャウメンヲトル」 2.型に合っていて、厳格で折り目正しいこと。ものごとをきちんとすること。好い加減でないこと。 用例:滑・八笑人−四追加「さうきちゃうめんには覚えられめへ」 例:「几帳面な性格」 ★木の帳面からという説もある。『辞海』によれば、樵(きこり)仲間が貸し借り勘定を木に削り付けていたことによるとする。