−きと(kito)−
・軌道に乗る(きどうにのる) ものごとが、予(あらかじ)め計画したり、予想していた通りに、順調に進むようになる。 例:「仕事が軌道に乗る」 類:●調子に乗る●乗りが来る●波に乗る
・喜怒哀楽(きどあいらく) 喜びと怒りと悲しみと楽しみ。様々な人間の感情。
・気取る(きどる) 1.それと勘付く。 類:●気取(けど)る 用例:洒・二蒲団「どうか床をいそぐやうすゆへ女中きどるこころ」 2.気を使う。心を配る。予(あらかじ)め用意しておく。 用例:咄・鯛の味噌津−色男「酒といふところをきどろふではないか」 3.様子を真似(まね)て振舞う。 例:「いっぱしの評論家を気取る」 4.〔自動詞〕 体裁(ていさい)を飾る。勿体(もったい)振る。 例:「あいつ、おつに気取っていやがる」 用例の出典:二蒲団(ふたつぶとん) 洒落本。・・・調査中。
・木戸を突く(きどをつく) 興行場で、人の入場を拒(こば)むこと。