−きゆう(ら)(kiyuu9)−
・旧離を切る(きゅうりをきる) 親子、または親族などの関係を断つこと。 類:●勘当(かんどう)切る ★旧離(きゅうり) 江戸時代の家族法で、目上の者が、欠落(逐電、失跡、出奔、家出)した目下の者との親族関係を断つこと。奉行所に願い出、久離帳に登録されると、願人は連座の責任を免かれ、登録された者は相続権を失った。江戸後半期には、勘当(追出久離)と混同されて用いられた<国語大辞典(小)>