−こは(koha)−
・子は親の鏡(こはおやのかがみ) 子は親の言動を見て育つので、親に似るものである。 類:●親は子の鑑●子供は親の背中を見て育つ 出典:ドロシー・ロー・ノルト「子どもが育つ魔法の言葉」
・子は鎹(こはかすがい) 夫婦の縁は、往々にして、子供に対する愛情によって繋(つな)ぎ止められるものである。 類:●子は夫婦の鎹●子は縁の繋ぎ●縁の切れ目は子が繋ぐ
・御破算(ごはさん・ごわさん) 1.算盤(そろばん)で、次の計算に移るとき、先に置いた珠を全部払って0の状態にすること。新しい計算に移ること。 例:「御破算で願いましては」 2.今までのことをすっかり破棄して、白紙の状態に戻す。初めの状態に戻す。 例:「これまでのことは御破算にする」
・子は三界の首枷(こはさんがいのくびかせ)
・小馬鹿にする(こばかにする) いかにも人を馬鹿にして、侮辱や軽蔑した扱いをする。ちょっと愚弄する。
・子は宝(こはたから) 親にとって、我が子は何物にも替えがたい宝物であるということ。 用例@:山上憶良「銀(しろがね)も黄金(くがね)も玉も何せむに勝れる宝子に及(し)かめやも」 用例A:幸若「鎌田」「子に過ぎたる宝なし。千の倉より子は宝」
・御法度(ごはっと) 1.「法度」を敬っていう言葉。ご禁令。ご禁制。 2.比喩的に、それをすると差し障(さわ)りがあるようなこと。 類:●御禁制 用例:浮・好色敗毒散「衣裳は御法度の緋繻子の金入をめされ」 例:「うちではギャンブルの話は御法度だ」 ★「ご」は接頭語<国語大辞典(小)>
・小鼻が落ちる(こばながおちる) 小鼻の肉が削(そ)げ落ちるという意味で、病人などが衰弱して死に近づいた様子。 参考:小鼻(こばな) 鼻の先の左右のふくらんだところ。
・小鼻を蠢かす(こばなをうごめかす) 得意そうにしている様子。 ★「小鼻」は、鼻先の左右に膨らんだ部分。
・小鼻を膨らます(こばなをふくらます) 不満そうな様子。気に入らないことがありそうな様子。
・小腹が空く(こばらがすく) 腹がちょっと減っていること。
・小腹が立つ(こばらがたつ) 少し腹が立つ。妙に癪(しゃく)に障(さわ)る。 類:●癪に障る
・小春日和(こはるびより) 冬の初めの、暖かい穏やかな気候。陰暦10月頃(=11月頃)の春のような天気。 類:●インディアンサマー ★「小春」は、陰暦10月の異称。