−こころ(は)(kokoro6)−
・心は二つ身は一つ(こころはふたつみはひとつ) 気持ちはあれもこれもと双方に引かれているが、我が身は一つなので思うに任せないということ。
・心は持ちよう(こころのもちよう) 心の持ち方次第で同じ事が楽しくも苦しくもなるものだ。 類:●気は持ちよう
・心広く体胖なり(こころひろくたいゆたかなり) 心に疚(やま)しいことがなければ、それが形にも表れて、心身共に伸びやかである。  出典:「礼記−大学」
・心細い(こころぼそい) 1.頼りなく不安である。心配である。 反:■心強い 用例:竹取「見れば、世間心ぼそく哀れに侍る」 2.物寂しい。心寂しい。 用例:伊勢−九「わが入らむとする道は、いと暗う細きに、つたかへでは茂り、物心ぼそく」