−こち(koti)−
・虎竹を合わす(こちくをあわす) いくつかの同盟国が、示し合わせ割り符を合わせたように同時に兵を起こすこと。
・ご馳走様(ごちそうさま) 1.馳走になった者が礼として言う言葉。また一般に、食事が終わったときの挨拶としても言う。 用例:滑・浮世風呂−四「其節はいろいろ御馳走さまになりまして」 ★「馳走」は、世話をするために駆け回ることから。 2.男女の仲睦(むつ)まじい様子を見せ付けられたとき、その男女に対して、半ばからかって言う言葉。惚気(のろけ)を聞かされたときなどにも言う。 類:●お安くないねえ 例:「仲のお宜しいことで。どうもご馳走様」
・壺中の天地(こちゅうのてんち)
・胡蝶の夢(こちょうのゆめ) 夢と現実とがさだかに別れない喩え。また、人生の儚(はかな)いことの喩え。 故事:「荘子−斉物語」 中国の荘周が胡蝶となった夢を見、さめて後、自分が夢で胡蝶となったのか、胡蝶が今夢の中で自分になっているのか疑った。
・小ぢんまり(こぢんまり) 造作(ぞうさく)や顔付きなどが、小さく纏(まと)まっている様子。小さいなりに落ち着いている様子。 用例:人情・春色梅児誉美−後「若裏に小〆(コジンマ)りとした家があるから」 ★コは接頭語<広辞苑第四版(岩)> ★「こしまり(小締まり)」の音変化とみて「こじんまり」とする説もある<大辞泉(小)> ★「ちんまり」よりもやさしい語感をもつ<学研国語大辞典>