−こと(か)(koto2)−
・事が延びれば尾鰭が付く(ことがのびればおひれがつく) ものごとは、往々にして、長引くほど色々と面倒なことが起こってくる。
・事切れる(こときれる) 1.事が終わる。ものごとの決まりが付く。落着(らくちゃく)する。 用例:玉葉−嘉応元年一二月二三日「如此職事等往反已両三度、尚未事切云々者」 2.息が絶える。息を引き取る。 類:●死ぬ 用例:金刀比羅本保元−下「纔(わづか)息の通ひけるも、事切(コトキレ)はてにければ」
・事ここに至る(ことここにいたる)[=及ぶ] 全てが完了し、どうにも修復しようのない事態となる。 類:●万事休す
・事志と違う(こころざしとたがう) ものごとが考え通りにならない。現実が理想と食い違う。