−こう(あ)(kou1)−
・好一対(こういっつい) 二つの物や人が良く調和していて、似合いである。また、その組み合わせ。主に、男女の間に使う。 例:「好一対のカップル」
・紅一点(こういってん) 1.一面緑の中の一輪の紅色の花という意味。多くの同じような物の中で、一つだけ異彩を放つもの。 類:●黒一点●異彩を放つ 出典:王安石の「詠柘榴詩」「万緑叢中紅一点、動人春色不須多」 2.多数の男の中の、ただ一人の女。 反:■女の中の豆炒り ★「紅一点」の対義語 強(し)いて規定するなら、語源の王安石の詩から、「緑一点」とするのが妥当か。 人物:王安石(おうあんせき) 中国、宋代の政治家、文学者。唐宋八大家の一人。1021〜86。字は介甫。号は半山。神宗のとき宰相となり、いわゆる「新法」を強行し、急激な改革を図ったが失敗して引退。経書の解釈も新説が多く、文章も優れている。詩文集「臨川集」がある。
・光陰矢の如し(こういんやのごとし)
・行雲流水(こううんりゅうすい) 漂(ただよ)う雲と流れる水のことで、流れに逆らわないで、滞(とどこお)りなく動く自然の悠々とした姿。自然のまま、成り行きに任せて行動すること。 類:●風の吹くまま足の向くまま●雲水の身 出典:「宋史−蘇軾伝」 参照:蘇軾
・光焔万丈(こうえんばんじょう) 光り輝く炎が高く立ち昇ること。詩文などの文章の勢いが力強い。 出典:韓愈の詩
・甲乙を付ける(こうおつをつける) 「甲」は第一、「乙」は第二を意味する。人や物の間の優劣を判断する。 例:「甲乙を付け難い」
・甲乙人(こうおつにん) 誰と限らず、貴賤上下全ての人。また、名を挙(あ)げるまでもない一般庶民、雑人、地下人(じげにん)、凡下の者など。 類:●某(なにがし)