−こう(を)(kouwo)−
・功を入る(こうをいる) 年功を経る。経験を積む。
・功を終える(こうをおえる) 事を成就する。仕事を成功裏に果たす。
・稿を起こす(こうをおこす) 原稿を書き始める。 類:●起稿する
・香を聞く(こうをきく) 香を焚(た)いて、その香りを嗅ぐ。香を嗅ぐ。
・紅を注す(こうをさす)[=潮(ちょう)す] 紅(くれない)色に染める。紅色になる。特に、恥じらいや怒りで顔色が赤くなる。
・業を曝す(ごうをさらす) 前世の業(ごう)のために、この世で恥を曝す。
・功を奏す(こうをそうす) 功績を天子に申し上げるという意味から転じて、事が成就する。成功する。
・功を立つ(こうをたつ) [=立てる]手柄(てがら)を立てる。功績を上げる。 用例:太平記−三八「剣士尤功を立る時には」
・功を積む(こうをつむ) 良い結果を生み出す行為を積み重ねる。良い結果を得るための努力を重ねる。
・業を煮やす(ごうをにやす)[=沸かす] なかなか埒が明かず、腹を立てる。
・稿を脱す(こうをだっす) 原稿を書き上げる。 類:●脱稿する
・劫を経る(こうをへる) 長い年月を経る。年功を積む。 類:●劫入る●劫を入る