−まめ(mame)−
・豆を植えて稗(まめをうえてひえ) 好い結果を得ようとして却(かえ)って、案外の悪い結果を招くことの喩え。期待したほどの結果が得られないこと。 ●期待外れ
・豆を煮るにを焚く(まめをにるにまめがらをたく)[=焼く・燃やす] 豆を煮るのにその豆の殻を燃料として用いる。兄弟同士が互いに傷付け合うことの喩え。 故事:「世説新語−文学」 魏の曹植が、兄の曹丕(文帝)から、七歩歩くうちに詩を作れなければ罰すると言われて作った詩。「煮豆燃豆、豆在釜中泣、本是同根生、相煎何太急」による。 →参照:七歩の才