−めを(か)(mewo2)−
・目を掛ける(めをかける) 1.じっと見る。よく見極める。2.目を付けて狙う。手に入れようとして、狙いを付ける。3.注意して面倒を見る。世話をする。労(いた)わる。贔屓(ひいき)にする。 類:●目掛ける 4.秤や枡で量る。
・目を掠める(めをかすめる) 人目を誤魔化すという意味で、人に見付からないように、こっそり行動する。 類:●目を盗む
・目を切る(めをきる) 碾臼(ひきうす)や擂鉢(すりばち)の目を刻む。
・目を極む(めをきわむ) 目で見える限りの遠くを見る。
・目を配る(めをくばる) 1.あちこちに注意を向けて良く見る。目配りをする。 例:「一人一人に目を配る」 2.目をやって合図する。目配せする。
・目を晦ます(めをくらます) 人に見付けられないようにする。また、誤魔化して正しく見えないようにする。人の目を誤魔化す。他人に分からないようにする。
・目を呉れる(めをくれる) 目を向ける。視線を送る。 類:●目を遣る
・目をくわす(めをくわす) 目で合図して知らせる。目配せをする。めくわす。
・目を肥やす(めをこやす) 1.楽しいものや良いものを見て楽しむ。目を楽しませる。2.良いものを多く見て、見識を広め高める。物の善し悪しを判断する力を養う。
・目を凝らす(めをこらす) じっと見詰める。凝視する。