−みは(miha)−
・見始めの見納め(みはじめでみおさめ) 初めて見て、しかもそれを見るのも最後でもあること。二度と見ることがないこと。
・見果てぬ夢(みはてぬゆめ) 1.最後まで見終わらずに目覚めてしまった夢という意味で、転じて、未練がいつまでも残っていること。2.実現不可能なことがら。 例:「見果てぬ夢を追う」
・見放す(みはなす) 捨てて顧(かえり)みないようにする。諦(あきら)めて、または見切りを付けて、従来の関係を絶(た)つ。 類:●見限る●見捨てる●見放つ 用例:落窪−二「いかがみはなし侍らんとて」 例:「医者から見放される」
・身は習わし(みはならわし)[=習わしもの] 人は習慣や環境次第でどのようにも変わるということ。
・身は身で通る(みはみでとおる) 1.貴賤や貧富の差はあっても、人はその人の身に応じた生活をしていけるものであるということ。2.人は自分本位に暮らすものであるということ。