−みこ(miko)−
・御輿を上げる(みこしをあげる) 座り込んでいた腰を上げる。立ち上がる。また、事に取り掛かる。 類:●腰を上げる
・御輿を担ぐ(みこしをかつぐ) 他人を煽(おだ)て上げる。 類:●持ち上げる●担(かつ)ぐ
・御輿を据える(みこしをすえる) 1.どっかと座り込んで動かない。 類:●腰を据える 例:「御輿を据えて飲む」 2.ゆったりと構えて動じない。
・見込む(みこむ) 1.見入る。見詰める。 用例:浄・文武五人男−一「門の内、きっと見こふで立たりしを」 2.目当てとする。当て込む。また、目を付けて狙う。 用例:咄・鹿の子餅−借雪隠「此島はむざと小便のならぬ不自由、そこをみこんで茶屋の裏をかり、かし雪隠」 3.有望だと思う。人の値打ちを認める。 用例:浄・寿の門松−上「吾妻を見込んで頼むとは、いとしらしい婆さん」 例:「将来を見込む」 4.執念深く取り付く。 類:●見入る 用例:滑・浮世風呂−四「わしに見こまれたが因果じゃ」 5.予想して勘定に入れる。予(あらかじ)め考慮しておく。 例:「収入増を見込む」 用例の出典:文武五人男(ぶんぶごにんおとこ) 浄瑠璃。時代物。近松門左衛門。元禄7年(1694)竹本座で上演。・・・詳細調査中。
・見込みがある(みこみがある) 1.将来の可能性や望みがある。 例:「まだ勝てる見込みはある」 2.見るべきところがある。有望である。 例:「中々見込みがありそうだ」
・見込みがない(みこみがない) 先行きが怪しい。将来の可能性や望みが薄い。 例:「勝てる見込みはない」「今年の新人は見込みがない」