−みぬ(minu)−
・見ぬ商いはできぬ(みぬあきないはできぬ)[=ならぬ] 現品を見なくては売買はできない。実物を見ないでは判断のしようがない。
・見ぬが花(みぬがはな) ものごとは、まだ見ないで期待しているうちが良いものである。実際に見ると想像していたほどではないから、期待している間が一番良い。 類:●聞かぬが花
・見ぬが仏(みぬがほとけ) 見れば腹も立つが、見なければ腹も立たず、仏のように温和な顔をしていられる。
・見ぬ京の物語(みぬきょうのものがたり) 知らないことを、いかにも知っているように話すこと。
・見ぬこと清し(みぬこときよし)[=もの〜] 見なければ、汚いものも汚く感じない。見たら気になる欠点も、見なければ平気でいられる。