−みれ(mire)−
・見れば見るほど(みればみるほど) よく見ると一段と。見ていると益々。程度が甚(はなは)だしい様子を修飾する言葉。 例:「見れば見るほど良い絵だ」
・見れば目の毒(みればめのどく) 見なければ別に欲しいとも思わないが、なまじ見てしまうと、欲望が生まれ、それが煩悩になるということ。
・未練がましい(みれんがましい) いかにも諦(あきら)めが悪い。いかにも思い切りが悪い。 類:●未練たらしい●未練臭い 例:「未練がましい手紙」 ★「がましい」は接尾語<国語大辞典(小)>
・未練未酌が無い(みれんみしゃくがない) 同情心も、斟酌(しんしやく)する心もない。 用例:滑・浮世風呂−3「三日でも節句でも未練みしやくはねえ」