−むみ(mumi)−
・無明世界(むみょうせかい) 仏教用語。「無明」は、存在の根底にある根本的な無知のことで、望や執着心などの諸煩悩(ぼんのう)の根本にあるもの。無明による煩悩に支配された迷いの世界。煩悩に囚(とら)われた迷いの世界。 類:●浮世●娑婆(しゃば)
・無明の酒(むみょうのさけ) 仏教用語。人間の本心を晦(くら)ます諸煩悩を、飲むと正常な心を失う酒に喩えた言葉。俗念の喩え。
・無明の眠り(むみょうのねむり・ねぶり) 仏教用語。無明の境地を迷い、目覚めない状態を、眠りに喩えた言葉。 類:●無明の夢
・無明の闇(むみょうのやみ) 仏教用語。悟ることのない、無知迷妄の心を、闇に喩えた言葉。 類:●虚(むな)しき闇●無明長夜(むみょうじょうや)