−むす(musu)−
・結びの神(むすびのかみ) 男女の縁を取り結ぶという神。 類:●結ぶの神 ★「むすひ(産霊)の神」を後世「むすびの神」と解して「結びの神」に当てたもの<国語大辞典(小)>
・娘三人持てば身代潰す(むすめさんにもてばしんだいつぶす)[=仕舞(しま)う] 娘を三人持つと、その嫁入りの出費で身代を潰してしまう。娘を嫁入りさせるのには、費用がたくさん掛かることの喩え。 類:●女三人あれば身代が潰れる 参考:娘は、「産(む)す女」の意<大辞林(三)>
・娘一人に婿八人(むすめひとりにむこはちにん)[=三人・十人]
・娘を見るより母を見よ(むすめをみるよりははをみよ) 娘の性格や品位を知りたいと思ったら、その母親の人柄を見ると良く分かるものである。特に、婚姻について言う。