−ねれ(nere)−
・練れる(ねれる)・煉れる・錬れる 1.物が、練られて良い状態に調和する。また、煮られて柔らかくなる。 用例:日葡辞書「イトガネレタ」 2.人が、経験を積んで巧みになる。修養や経験を積んで、人柄が円満になる。 用例@:日葡辞書「ネレタヒト」 用例A:浄・甲賀三郎窟物語−一「牛嶋は練れた粋方(すいはう)」 用例の出典:甲賀三郎窟物語(こうがさぶろういわやものがたり) 浄瑠璃。竹田出雲・文耕堂合作。享保20年(1735)初演。甲賀三郎の地獄廻り伝説を扱ったもの。