−ねた(neta)−
・寝た子を起こす(ねたこをおこす) 折角丸く納まっている事柄に手出しをして、再び問題を引き起こすこと。 類:●日向で埃を立てる●平地に波瀾を起こす●波紋を投ずる●Let
sleeping dogs lie.(眠っている犬は寝かしておけ)●It is ill to waken sleeping dogs.(寝ている犬を起こすのはよくない)<「英⇔日」対照・名言ことわざ辞典>
・嫉に籠む(ねたにこむ)[=持つ] 根に持つ。恨みに思ってずっと忘れない。 類:●遺恨を抱く
・寝刃を合わす(ねたばをあわす) 1.「寝刃」は切れ味の鈍くなった刀剣の刃のこと。刀剣の刃を研(と)ぐこと。2.転じて、密かに悪事を企(たくら)むこと。
・寝た間は仏(ねたまはほとけ) 寝ている間だけが、現実の苦労を忘れて仏のような心になれる唯一の時だということ。 類:●寝る間が極楽●寝るほど楽はない
・根絶やしにする(ねだやしにする) 1.草や木を根元からすっかり取り去って 、再び生えないようにする。 例:「雑草を根絶やしにする」 2.何も残らないように、すっかり取り除く。多く、悪弊(あくへい)などを排除する喩えに使う。 類:●根絶する 例:「暴力団を根絶やしにする」